健康的な若返りを考えたとき
異物を用いることなく、またメスを使うこともなく、できれば注射器すらも使わない。
そして、
施術後のダウンタイムの心配もなく、
明日からの仕事に支障がなく、
機序が生理的で、
それでいて、エビデンス(明白な結果)がしっかりしている。
これ等が理想です。
この理想に最も近づくためのキーワードを並べてみましょう。
- 第2世代のビタミンとは(アプレシェAPPS、TPNaビタミンE)
- フラーレン(フラーレン含有体。C60)ノーベル賞受賞。
- 自己生長因子(自己多血小板(PRP)の含有するアルファ顕粒とプロテアーゼ)
- ナノカプセル(注射器を用いずに真皮下層まで浸透させることができます)
- シンデラサーマ/高周波(サーマクール)と、単極誘導高周波は、タルミを支えるコラーゲンの短縮とその再生でタルミをもどします。
- アミノ酸のつながった形がペプチドです。増殖因子1982年コーン(ノーベル賞)のラット顎下腺『E.G.F』の発見から進歩しました。
- ファオメラニンとユーメラニンの比率で肌色が染まる。
- アミノ酸、アミノ酸誘導体
- ペプチドアセチルヒドロキシプロリン
- コラーゲンの再構成のKワード高周波、ヒドロキシプロリン
各キーワードの説明に入る前に皮膚の生理、解部を少しだけ復習しましょう。
皮膚は、体中を覆っていて、その面積は成人で1600cm2、体重の約8パーセントといわれ、厚さは平均で1.4mm、一番薄いのは上眼瞼、そして下眼瞼、次に耳の裏です。
逆に肩中や殿部は逆に厚みが大きなところです。生まれてこの方、下界にさらされ、紫外線や寒さや乾燥にさらされているのは「露出部」といわれる顔、首、手です。
この部分が光老体(フォトエイジング)が問題となるのです。
美しい肌のキーポイントを並 べると
A.きめ細かさ
B.うるおい、保湿
C.皮膚のはり、つや、表情ジワ
D.皮下脂肪がゆるんで重力方向に垂れるのが「たるみ」の有無
E.表情シワの溝の深さ(美肌は健康肌とも言い換えることができます。)
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織から成り、これに、皮膚付属器として、毛、爪、皮脂腺、汗腺などからできています。
皮膚は、基底層。有棘層、顕粒層透明層、角化層、バリア層で外気にふれています。
すべらかで柔らかい美しい肌はターンオーバーが正しく働いていることが重要です。
また第2のバリアとして、ランゲルハンス細胞のTJバリアーなどの発見はごく最近の話です。